当番世話人ご挨拶
第34回九州肝臓外科研究会 当番世話人 別府 透 熊本大学医学部附属病院 消化器癌集学的治療学(消化器外科学)特任教授 |
このたび第34回九州肝臓外科研究会の当番世話人を仰せつかり、2013年1月12日(土)に研究会を開催させていただくことになりました。歴史と伝統のある本会を開催させていただくことを大変光栄に存じています。
本会は25年の長きにわたり肝臓外科医の登竜門としての役割を果たしてきましたが、第32回の研究会をもって一区切りをつけ新生、九州肝臓外科研究会となりました。通常の研究会スタイルから膝を突き合わせて忌憚のないdiscussionを行い、お互いの培った知識や経験を共有するスタイルへと変革を遂げました。
このような背景から今回は、一般演題はなしとして主題のみ4セッション『肝切離時の肝門部・肝静脈処理法(ビデオ)』、『腹腔鏡肝切除の適応、コツ、使い分け(ビデオ)』、『肝切除の周術期管理』、『合併症の経験を共有しよう』にさせていただきました。皆様のお蔭様をもちまして34演題が集まりました。講演会場では机を取り払い、すべてのセッションでアンサーパッドを使用したdiscussionを予定しています。
日頃の臨床における工夫や悩みを忌憚なく披露できる、また共同研究を行い、情報の共有ができる研究会になることを切望しております。加えて会の終了後には、会場前の八千代丸 http://yatiyomaru.kankai.net/ で懇親会を予定しています。会費制で申し訳ありませんが、九州で肝臓外科を志すみんなの友情を深める会になればと考えています。
寒さ厳しい折ですが、会へのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。