令和7年(2025年)1月18日に第45回九州肝臓外科研究会を開催し、おかげをもちまして大盛況のうちに終えることができました。ご参加いただきました先生方ならびに関係各位の方々の一方ならぬご協力とご厚情に、深く感謝申し上げます。
私自身、これまでに九州肝臓外科研究会より肝臓外科に関するイロハ(知識、手術手技、治療戦略など)を多く学ばせていただきました。今回は当番世話人として、九州の若手肝臓外科医にとりまして実りある研究会にできればと思い開催に臨んだ次第です。
「九州から発信する肝臓外科手術の最前線」というテーマのもと各施設から様々な経験とエビデンスに基づいた発表をいただき、極めて有意義な討論ができましたこと大変感謝しております。主題には3つのトピック「ロボット支援下肝切除の最前線」「肝内胆管癌に対する治療戦略最前線」「肝臓(肝胆膵)外科領域における働き方改革最前線」を取り上げさせていただきました。どの発表も大変素晴らしく、九州の各施設におけます肝臓外科手術のレベルの高さ、常に新しい試みにチャレンジする姿勢には感服するばかりでありました。一般演題におきましても非常に貴重な報告を多くご発表いただき、ご参加いただきました皆様方にとりましても有意義な時間であったものと確信しております。
また懇親会にも40名を超える多くの方に参加していただき交流をさらに深めることができました。
大変嬉しく思うとともに、九州の肝臓外科手術のさらなる発展ならびに若手肝臓外科医の活躍を祈念いたしております。
最後に、本研究会の運営、準備、開催に多大なるご支援を賜りました大塚製薬工場の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
熊本大学大学院生命科学研究部 消化器外科学
林 洋光
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