令和6年(2024年)1月27日に第44回九州肝臓外科研究会を開催し、おかげをもちまして大盛況のうちに終えることができました。ご参加いただきました先生方ならびに関係各位の方々の一方ならぬご協力とご厚情に深く感謝申し上げます。
皆様もお感じのとおり、ここ5年ほどで肝臓外科領域は急速な変革の時期を迎えています。そこで今回はそれらにスポットを当て、主題1は「標準術式としての腹腔鏡下肝切除術」、主題2は「肝細胞癌に対する新規薬物療法と外科的治療戦略」、主題3は「ロボット支援下肝切除術の現状と近未来」とさせていただきました。特に主題1では、東京女子医科大学の大目祐介先生に教育講演をいただき、内視鏡外科学会技術認定取得のコツについての知識や情報を深めることができました。その他の主題や一般演題においても最新の情報を共有でき、ご参加いただいた九州・山口の肝臓外科の専門家にとっても有意義な時間であったものと確信しております。しっかりとした討論を行った上で時間厳守にご高配いただきました演者や司会の先生方にも感謝申し上げます。おかげさまで、東京日帰りの大目先生を囲んでの懇親会も予定どおりの時刻で開催することができました。多くの若手の先生にもご参加いただき互いの交流を深め合い、こちらも研究会と同様に大盛況となりました。九州肝臓外科研究会の果たす役割の大きさを実感するとともに、益々の発展を祈念いたしております。
最後に、本研究会の運営、準備、開催に献身的なご協力を賜りました大塚製薬工場の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
第44回九州肝臓外科研究会 当番世話人
大分県立病院外科
宇都 宮徹
大分県立病院外科
宇都 宮徹
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大分県立病院外科
担当:井口 詔一
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