平成31(2019)年1月26日に開催されました第40回九州肝臓外科研究会は、お蔭様で大変な盛会のうちに終了することができました。これも参加いただきました先生方、ならびに関係各位の方々の一方ならぬご協力ご厚情のおかげであり、深く感謝申し上げます。
九州肝臓外科研究会らしい忌憚のない意見交換や活発な討論は若い人にも大いに刺激になったのではと思っております。会を振り返りますと、教育ビデオセッション(腹腔鏡下肝切除)や主題1(開腹高難度肝切除)では、肝胆膵外科高度技能専門医や内視鏡外科技術認定医を育てよう(育てたい)とする肝臓外科医の熱気が会場全体に溢れかえっていました。また、主題2(腹腔鏡下高難度肝切除)では技術の追求のみならず安全性にも言及した非常に教育的なセッションであったと感じ入りました。来年度からもこのような安全性を念頭においた切磋琢磨の議論が続いていくものと、期待しております。
肝臓外科は高度な技術、知識、経験が不可欠な専門性の高い分野で、新元号に変わった後も、本研究会が果たす役割はますます大きくなっていくと確信しております。本研究会がこれからも益々発展し、九州から世界へ飛翔することを祈念しております。
最後に、この会の運営、準備、開催に献身的なご協力を賜りました大塚製薬工場の皆様のご厚情に心より感謝を申し上げます。大変有難うございました。
第40回九州肝臓外科研究会 当番世話人